マトリックスレボリューション

ネタバレ含む。
肝心な謎解きがない。結局ゼロワンが発電所以外にマトリックスを構築した意図などが明かされぬままの結末に憤りを感じずにはいられない。マトリックス内の人間すべてがスミスとか、ザイオンでの対センチネンタル＆掘削ロボの映像の迫力は素晴らしかったが。しかし、以下の点に疑問。

最後の戦いの理由

スミスに取り込ませてデウス・エクス・マキナとスミスを直結してスミスを除去するつもりだったのなら、しつこく闘う必要はないのでは？
劇中で正の存在のネオが強くなりシステムのバランスを保つために負の存在のスミスが強くなってしまったと誰かが言っていたのだが、そのバランスが崩れたときに自分も消されるかもしれないと言うことにスミスは気づかなかったのだろうか？（気づいていたから予言者オラクルを取り込んだのかもしれないが・・・）

なぜスミスが消滅したことで人間対機械の戦争が終わったのか。

ネオやスミス、過去のアノマリーが出現する前から機械はザイオンを侵攻していたのにデウス・エクス・マキナとネオの取引が成立した理由がわからない。

なぜネオはマトリックス外でも能力を使うことができたのか。
なぜスミスがマトリックス外に出て来られたのか。
現実世界でマシンシティ（ゼロワン？）以外の地域はどうなっていたのか？
双方共にエネルギーや資源が豊富すぎ。
なぜザイオンでは自力でマトリックスから脱出したキッドの扱いが低いのか？

映画は3部で完結、ということは謎や伏線消化のためのアニマトリックス2を出す可能性はあるということか？
エヴァとかナウシカとかドラゴンボールっぽいシーンがあった気もする。「何でもパクリと言うな」と言っている人もいるが、元々日本のアニメを参考に作られているので意図したものだと思うんだが。

トリニティーがパンを加えて遅刻遅刻と走ってくる。そこにネオとぶつかってひと悶着。ソフトの会社に行くとモーフィアスがまた遅刻かよと話しかけてくる。上司に呼ばれてオフィスに行くとスミスが出てきて、「アンダーソン君また遅刻かね」と言われて1に話が戻る。

と、とある掲示板に書き込まれていたが、俺も同じ事考えたよ。