WindowsXP ServicePack2を入れられない理由

AX300リソース

8月12日にリリースされたSamba 2.2.11以前では「Windows XP SP2 クライアントが FindFirstPrintChangeNotify() リクエストを送信せずに FindNextPrintChangeNotify() リクエストを送信することによって smbd のクラッシュが引き起こされる」という脆弱性というかMicrosoftの嫌がらせがある。Turbolinux上で動かしているマシンは近々Samba 3.xにしてやればよいのだが、基本的に外部からアクセスできないAX300はどうしようもない。
で、今まではAX300で走っているsmbdのバージョンすらわからなかった。ふと思い当たってAX300の/usr/binを見てみると、「smbstatus」という便利そうなコマンドがあることがわかったので早速やってみた。

sh-2.05a# smbstatus
Global parameter coding system found in service section!
Global parameter client code page found in service section!

Samba version 2.2.7b-ja-1.0
Service      uid      gid      pid     machine
----------------------------------------------
exports      nobody   nogroup  16484   harvester (192.168.1.*) Sun Sep 26 19:56
:44 2004
exports      nobody   nogroup  16484   harvester (192.168.1.*) Sun Sep 26 20:07
:49 2004

No locked files

(一応、IPアドレスは伏せた)
日本語が使えないのにもかかわらず、日本語版が。じゃなくて、やはり古いバージョンか・・・もしかして3.0以降かと期待したのだが。


PCからAX300に動画を転送するときにSambaを使うので諦めきれない。
まあ、SP2を試してみて100%落ちるようだったらSP2はあきらめるしかないか。