CentOS 4.3

Athlon(Thunderbirdかな?) 850MHz、メモリ184MBのマシンにインストールしてみた。インストールは無事終了して何度かup2dateでアップデートを行ってすべてのパッケージを最新にした。
まず画面がちらつくのが気になったのでxvidtuneやgtfを使って調整しようとしたが、効果が無い。仕方がないので解像度を1280x1024(72Hz)から1024x768(60Hz)にしてやったら正常に表示された。単にオンボードビデオチップがこの解像度をサポートしていなかっただけか……。余計な文字までxorg.confに貼りつけていて正しく認識されていなかったようだ。72Hzだとちらつきがなくなった。
ちょっと前までFedora Core 5を弄っていたので画面の雰囲気が懐かしいような感じがする。まあ、このマシンはあとでランレベル3にしてしまうのでXアプリケーションの設定をしてもあまり意味はないんだけど……。
ここ(2ch)とここ(CentOS 4 インストール個人的ノート)を参考に設定等を行った。

フォントのインストール

デフォルトのフォントだとやや見栄えが悪いので、いつもどおり見慣れたフォントをインストールする。
/usr/share/fonts/ja/TrueTypeにフォントファイルをコピーしてmkfontscale、mkfontdirを実行した。

レポジトリ

本家サイトを見ると最近レポジトリまわりの挙動が変わったようなので、デフォルトのレポジトリを弄るときにちょっと古いドキュメントなどを参考にすることが出来ない……。
新たにレポジトリを足す分には問題ないので上記サイトを参考にサードパーティのレポジトリを追加した。

SSH

ホストにはOpenSSH、クライアントにはPuTTYを用いた。
まずrootでログインできないようにする。/etc/ssh/sshd_configのPermitRootLoginのコメントアウトをはずしてnoにする。

PermitRootLogin no

公開鍵と秘密鍵を作成し、認証する。

$ cd ~/.ssh
$ ssh-keygen -t dsa
$ touch authorized_keys
$ cat id_dsa.pub >> authorized_keys

出来た秘密鍵を安全な方法でクライアントマシンに転送する。puttygenでLoadして認証したらSSH2 DSAを選択しSave private keyする。
……で、「認証のためのプライベートキーファイル」を指定して接続すれば繋がるはずなんだけどrefusedとなって繋がらない。クライアントマシン側での秘密鍵の認証はできていたのでクライアントの問題ではなさそうだ。
/etc/ssh/sshd_configを確認してみると、AuthorizedKeysFileがコメントアウトされていたので

AuthorizedKeysFile %h/.ssh/authorized_keys

とした。
これで繋がると思ったら繋がらず。なんとなくlsとか打って眺めているうちにパーミッションがrw-rw-r--(664)になっていることに気付いたので

$ chmod 644 authorized_keys

としてやると繋がるようになった。
最後に通常のパスワード認証を使えないようにする。/etc/ssh/sshd_configのPasswordAuthenticationのコメントアウトをはずしてnoにする。

PasswordAuthentication no

ちなみにこの設定をするのに参考にしたマシンがPermitRootLoginもPasswordAuthenticationもyesになっていた……あぶねえ。

SCIM + Anthy

快適な日本語入力をするのに必須。
これも上記サイトを参考に

# yum install anthy anthy-el scim scim-anthy

でインストールし、

# /sbin/service iiim stop
# /sbin/chkconfig iiim off
# /sbin/service canna stop
# /sbin/chkconfig canna off

Cannaとiiimを止める。Xを再起動するとSCIMが表示されている。

Samba

いつものようにソースコードからコンパイルという暴挙には出ていないうえ、専用設定ツールやSWATもあるのでマジ楽だ……。

httpd

ほぼ同上だがこれはいろいろとhttpd.confなどを弄くって設定しなければならないので弄りがいがある。