第26話「私の王子様」

ゲェ、マジでダンスパーティで締めやがった! セロンが僅かに映ってて吹いた。このためだけに23話でメグを出して尺を使った理由がまったくわからねえ。
ベゼル王室を病的に崇拝しているメグがリリアとマティルダ王女のツーショット写真を見て失神するオチが無かったわけだが、使わないんなら写真を撮るシーンとトレイズにカメラを持たせるまでのくだりは特に必要なかったのでは?
アリソンとヴィルが思い出の飛行機に乗って加勢するという改変というか演出だけは良かったが、そのぶんトレイズの活躍が少なすぎるように感じた。

総評

作画・演出・脚本どれをとっても酷かった。
脚本とシナリオ上の演出は細かいところを上げたらきりがないが、やっぱり言葉の壁をとっぱらったらダメだろう。そのせいかスー・ベー・イルとロクシェの文化の違いもあまり描かれなかったし、これらに起因するナンセンスとユーモアがことごとく排されてしまって面白味に欠けた。
作画スタッフは1話から26話までほとんどが中国人らしき名前の人物がクレジットされていて、頻繁に作画が崩れて安定しない。そのせいでCGと作画がマッチしていない。作画上の演出も、ギャグ顔のつもりなのか知らないが表現が古すぎる。


何が言いたいかというと、このアニメの製作に関わった主要スタッフに二度と仕事が来ませんように。