いまさら Fedora Core 4 をインストールした
KDE3.4はいい、デスクトップ環境が洗われる。(ところどころ英語のままだが)
GNOME?なにそれ、食えるの?
Turbolinux10にくらべてほとんどのパッケージが新しいのですごく新鮮な印象を受けた。
あと、Debianでapt-getに慣れていたのでyumマジ便利。
TrueTypeフォント
リコーフォントとIPAフォント、Osakaを/usr/share/fonts/japanese/TrueTypeにコピーして
# mkfontscale # mkfontdir
KDE 3.5
up2dateでアップデートしたら3.5になってた。ちゃんと日本語化されている。
デフォルトのフォントはどうもしっくりこないので別のフォントに替えた。が、Monospaceが変だ・・・。
Mozilla Firefox 1.5.0.1
デフォルトの1.0.7じゃアレなので1.5.0.1を入れた。そのまま実行ファイルを叩いても起動しなかったが、ググってみるとライブラリが足りていないようなので
yum install compat-libstdc++-33
としてインストール。起動した。ただ、GNOMEに癒着したインターフェイスなのでKDEで起動するとダウンロードダイアログとかところどころ変な挙動をする。
ユーザーインターフェイスのフォントをuserChrome.cssから変更していたが、どうも動きがおかしくなったりボタンや入力フォームとかが変わっていなかったりするので、従来どおり/etc/gtk-2.0/gtkrcに
gtk-font-name = "M$ UI Gothic 9"
を書き足しておいた。
どうでもよいが"Osaka-Mono"が正しいのか"Osaka-等幅"が正しいのかどっちなのかわからなかったのでスタイルシートには両方記述しておくことにする。
XMMS
yumなどでFedoraから手に入れられるXMMSはMP3の再生機能が削られているので公式からXMMSをダウンロードしようと思った。しかし、曲名が日本語が表示されないとなんとなく気持ちが悪いので、ここから日本語対応などしたソースコードをありがたくダウンロードさせていただいた。
ただし、GCC4以降だとコンパイルが通らないので、make時に吐き出されるエラーに応じてGeneral/ir/ir.h、ir.c、configure.cの変数の宣言まわりを修正(extern,staticを書き換えたり書き足したり消したり)してやる必要があるようだ。(これに2時間ほど時間をかけてしまった・・・)
正常にコンパイルが終了したので、日本語に対応したフォントをセットしてlibmpg123.soの設定の「タイトル」の「読込時の変換」でShift_JISからUTF-8に変換するように設定したところ、日本語で表示された。ただ、Shift_JISのダメ文字のせいか、表示が欠けるものもある。
デフォルトスキンがBlueCurveで吹いた。
NTFS
さて、XMMSのインストールには成功したものの、肝心なオーディオファイルはNTFSな領域のなかにある。しかしFedoraでは標準でNTFSがサポートされていないので、Linux-NTFS.orgから使用しているKernelにあったパッケージをダウンロードした。
$ wget http://jaist.dl.sourceforge.net/sourceforge/linux-ntfs/kernel-module-ntfs-2.6.15-1.1831_FC4-2.1.25-0.rr.10.4.i686.rpm # rpm -ivh kernel-module-ntfs-*.rpm
NTFSなパーティションであるhdb1を適当なディレクトリにマウント
# mkdir /mnt/data # mount -t ntfs /dev/hdb1 /mnt/data
lsなどで正常にマウントされているか確認して
# umount /mnt/data # vim /etc/fstab
といった具合に適当なエディタでfstabを編集
/dev/hdb1 /mnt/data ntfs default,uid=500,iocharset=utf8,ro 0 0
という具合にして
# mount -a
で再マウント。
無事、NTFSドライブがマウントされた。Turbolinux10ではなぜか表示されなくなるフォルダ(ディレクトリ)があったけど、これは完璧に表示される。
Samba
別にファイルを共有する必要はなかったが、ネットワーク上のファイルをとってくるためにsmbmountを使ってみた。いままではKonquerorからsmb:/でアクセスしていたのだけどうまくいかなかったので、マウントしてやることにした。(以下は例)
# mkdir /mnt/hoge # smbmount //192.168.0.123/hoge /mnt/hoge -o username=slash,codepage=cp932,iocharset=utf8 Password:
といった具合にしてうまくいったので、/etc/fstabに
//192.168.0.123/hoge /mnt/hoge smbfs username=slash,password=********,uid=500,fmask=770,dmask=770,codepage=cp932,iocharset=utf8 0 0
パスワードを直に書きたくはないのだが・・・。
# chmod 600 /etc/fstab
# mount -a
で再マウントしたところ、正常にアクセスできた。