小説感想
これまでの作品は小学館版だけ読んでいても矛盾や疑問はなかったわけだが、この巻は「千里眼の復讐」も読んでいないと話が見えない箇所が多々ある。コンピュータのプログラムのように版を重ねる度に矛盾点や荒い部分を修正していく姿勢は好きだが、ここまで…
アリソンとリリトレと比べると非常につまらない内容がぬるい……。まあ、メグとセロンにニヤニヤする作品だな。
ちくしょう、俺のメグメグに悪い虫がついた。
露骨に現在の刊行元である角川書店とその作品をかついでるのに吹いた。というかかつぐどころか涼宮ハルヒやケロロ軍曹の設定を話に組み込んでるのでわかって楽しめる人はそう多くはなさそうだ。 ツンデレとかメイド喫茶とか涼宮ハルヒとか長門有希とかペコポ…
千里眼シリーズ21作目。そういえば俺の高校もとても有名な政治家がOBにいるせいか、結局未履修であったことを公表しなかった。発端になった高校の近くなのにね。 あとカスタマーレビューが気になったのだけど 本作にしても、あまりにあんまりな理屈。。。そ…
舎利弗先生に共感を覚える……。 美由紀の自衛隊からカウンセラーになったことを「ドラえもんからケロロ軍曹に」で喩えてて意味不明だったんだけど、これは新シリーズからは版元が小学館から角川になったということをメタ的に言及したジョークなのね。
まさか光学迷彩の例で攻殻機動隊の名が出てくるとは……。 新シリーズでは今のところトラウマ論の否定についての具体的な根拠は挙げられていないが、この本だと、フラッシュバルブ記憶の例に矛盾することとロフタスとケッチャムの実験の例からトラウマ論が否定…
まだちょっとしか読んでないけど、まさかこの小説でキバヤシやキュアブラックという単語まで目にするとは思わなかったよ。でも女性に対して雪城ほのか萌えとか熱く語る痛いヲタクなんてそうそういないよ……。 ところで作者は石川県に何か恨みでもあるのか……。…
まだ読み始めたばかりだけど「少女の口ずさむ、アニメ番組のメロディ。」だけで時代設定から考えて「プリキュアか?」と思った俺が千里眼だ! 耐震偽装問題とか中年アニメオタクがプリキュア好きとか、初っぱなから現実社会のパロディに吹いた。 『ふたりは…
ちくしょう!何で俺はロクシェ生まれでベゼル語が話せる二次元世界の住人じゃないんだよ!シュトラウスキー・メグミカ(・▽・)萌えっ! ……でもオレっ娘のカルロもいいなあ。 今回はアックスとかベゼルの王女とかカルロの旅とか次回作以降への伏線を残しまく…
どの登場人物をとっても日本人にはいささか理解しがたい言動ばかりではあるが、インチキな人間を嫌うホールデンの苦悩は読み取れる。 攻殻機動隊SACの物語上でしばしば引用されているので理解を深めるためという不純な動機で読み始めた本書だが、Amazonのレ…
なんか「フルメタル・パニック!」の「女神の来日(温泉編)」の賀東招二氏を凌ぐテンションで執筆されてますな・・・。
ほーん! 無人島で漂流して本が読めずに禁断症状を起こす読子様萌え。 しかし、第10巻予告の解説文と「ヨミコさまがみてる」とは一体・・・。
菫川ねねねやジョーカー、ジェントルマンなど、OVAから入ったので知らなかったキャラクター(特にこの巻ではねねね)が誰なのかよく分かった。 読子さんの哀しい過去もそのうち真実が明らかになるのかな?
いつも通り、テンポが良く、物語にグイグイ引き込まれる心地よさがある。巻末コラムにもあるとおり松岡氏こそがマジシャンかとも思えた。あまり救われないラストだったが、劇中のトリックや専門用語、クライマックス以降のどんでん返しには圧巻された。 ただ…
これ、作者も「千里眼の死角」で否定している「千里眼のマジシャン」を読まないことにはコメントしづらいなぁ。 「江戸時代の参勤交代から現代の重税がカジノ」って言い方は言い得て妙だと思った。 次回千里眼シリーズ、メフィストコンサルティングの謎が暴…
加筆修正の度合いをWindows98がWindowsXPになったようだとたとえているが、それでは別の作品になってしまうと思うのだが。 せめてサービスパックの有無というか、Windows95における無印、a、bバージョンの違いというか、Windows98の無印とセカンドエディショ…
浅羽と伊里野の逃避行の後、伊里野の記憶退行に重きを置いていたが、終盤のやや急なあっさり展開はいささかいただけないと思った。 最後になって榎本がどんな奴だったかわかったし、関連する記憶を消された水前寺邦博―前世はしいたけだが―が登場したりとオチ…
御老体のエロゲパワーは凄い・・・のか? 佐山本人は至って真面目に切のナニを引っ張るとか、Sfと大城至のやりとりとか、ブレンヒルトの猫に対する扱いとか、まあ、とにかく笑えた。